フジロックに行く上で絶対に欠かせないのが、長靴かトレッキングシューズ。
スニーカーでもまぁいいかもしれませんが、雨が降ったらやっぱりしんどいです。
というかフジロックは基本的に雨が降ると思ってください。
そして山の中なので雨が降ったら地面がぬかるみます。そりゃもう泥んこですよ。
「別にそれくらいどうってことないぜ!」
とかなんとか強がっていると、無駄に疲れて
「もう帰りたい・・・」
という気分になりかねません。
備えあれば憂いなし、ということでなるべくどちらかを用意して行くのが吉です。
Contents
結局のところ、長靴とトレッキングシューズはどっちがいいのか?
どっちも経験のある私としては、どっちも正解だと思っています。
ただ、個人的には若干長靴に軍配があがるかな〜。
雨が降った時はもう最強ですから。
グラストンベリーでも長靴を履いている人が多いことを考えれば、長靴を選ぶのは間違いがないと言えるかもしれません。
グラストンベリーも泥んこですからね。
長靴のメリット、デメリット
メリット
まず前述したように雨が降ってもへっちゃらです。
長靴にも種類がありますが、膝下までのタイプならもう完璧ですね。
モノによりけりですが、トレッキングシューズよりもお安く購入できます。
これまたモノによりけりですが、暑ければ折りたためば涼しいので思ったより快適に過ごせるでしょう。
トレッキングシューズより足元は軽くなりますしね。
もし長靴を選ぶなら中敷は絶対に入れておきましょう。
そうすれば歩きづらさや疲れやすさが軽減されます。
中敷を入れると多少窮屈になることを考えてサイズを1つ上のものにするというのもアリです。
もしためし履きできるのであれば、その上で購入することをオススメします。
デメリット
トレッキングシューズよりは歩きづらいと思います。
フジロックの会場は山の中なので、どうしても歩きやすさはトレッキングシューズの方に軍配が上がります。
アウトドアブランドから販売されている長靴ならある程度歩きやすいかもしれません。
しかし私の経験則で言えば、山の中ではトレッキングシューズでの方が歩きやすいですね。
あと、長靴なので通気性は悪いです。
私はキャンプサイトにある足裏マッサージを受ける時に長靴を脱いだら、靴下が意外と汗で濡れて「しっとり・・・」としていました。
(1日中歩き回って夜中に受けたから、というのもあるかもしれませんが)
トレッキングシューズのメリット、デメリット
メリット
トレッキングシューズだと長靴より滑りづらいし山の中を歩きやすいという利点があります。
ま、山の中を歩くことを考えて作られているんだから当然です。
坂や砂利道も長靴よりは安心して歩けます。
そしてホワイトステージ〜フィールドオブヘブン間のボードウォークが雨で濡れると、これが意外と滑りやすい。
となると、ケガのリスクもあります。
そこを考えるとトレッキングシューズは安心ですね。
また、ついつい前の方でライブを観ようと思ってもみくちゃになると、どうしても足元を踏まれることもありますよね。これは仕方の無いことです。
トレッキングシューズなら長靴より頑丈なので、これまたケガのリスクを減らせるわけですよ。
素材がゴアテックスであれば通気性も良いので、蒸れも少なく快適に過ごせるでしょう。
デメリット
どうしても長靴よりはお高くなりますね。これは仕方ないでしょう。
また、隙間から雨や泥が入る可能性はあります。
(状況によりけりですが、問題無いレベル〜ちょっとかったるいくらい)
ハイカットのトレッキングシューズでも多少入る可能性はあります。
雨が降ったらちょっと入るかもね、ぐらいには思ってください。
私が初めてフジロックに行った時はローカットのトレッキングシューズでしたが、雨具のズボンで雨の侵入は防げました。
雨具をポンチョにするなら足回りが完璧に雨を防げるとは言い切れないので、もし心配ならスパッツも携帯しておくといいでしょう。
あとはいかにもごつい無骨な「THE トレッキングシューズ!」というデザインが多いといったところでしょうかね?
もしそういうデザインに抵抗を感じるのであれば、最近は意外と洒落たデザインのトレッキングシューズもありますよ。
逆に「山の中なら『THE トレッキングシューズ!』といったデザインがいい!」というのであれば問題ないですけどね。
フジロックにサンダル類は必要?
それでもスニーカーやクロックスでの人は割といるんですけどね。
特に外国人に多い気がするのはなぜだろう?
むしろなんで彼らはあんなにタフなんだろう。
そんな彼らをうらやましくすら思います。
さて必要かどうかでいえば、「あった方が便利」といったところです。
ちなみに私は会場では長靴とクロックスを使用しました。
しかしクロックスは、2017年は天気も悪く川遊びをしなかったので大して使いませんでしたけど。
使ったのはテントから風呂へ行く時くらいでしたね。
もしクロックスがなかったらわざわざ長靴を履いて風呂へ行くことになってたのですが、どうしても脱ぎづらいし風呂入ったのに「なんか暑苦しいなぁ」となります。なのでサンダル類はあると楽です。
持ち運べば休憩中に履き替えてもいいし、川遊び用にも使えますよ。(←楽しいよ!)
長靴ならそのまま川に入れるけど、履き替えれば水が冷たくて気持ちいいです。
あとはのんびり参加ならサンダル類でもいいかもしれません。
でもビーサンみたいなものは避けましょう。あくまでも「フジロックは山の中」です。
フジロックの会場ではKeenのサンダルが無料レンタルされているので、興味のある人は訪れてみてはいかがでしょうか?
というわけで長靴orトレッキングシューズのまとめ
長靴
- お値段安め!
- 足元は軽い
- そのまま川に入れるよ!(←ちょっと楽しいです)
- ゴムだからどうしても蒸れる
- それほど山歩き向きではないかも
トレッキングシューズ
- ゴアテックスなら水も弾くし通気性もあるので雨でもへっちゃら!
- 長靴より山歩きに向いている
- トレッキングシューズの方が滑りづらい
- 足元がしっかりしているのでケガのリスクが減る
- お値段高め
- 長靴よりも重い
自分が会場でどう動くのか、そしてお財布の中身などを踏まえた上で選ぶのがいいですね。
ところで余談ですが。
同じ長靴ばっかりでみんなと被るなぁと考えている人も中にはいると思います。
↓の動画の2:54〜長靴をペイントしてる映像があるんですね。
(イギリスのケンダルコーリングというフェス)
こういうサービス(?)がフジロックにもあるといいなぁと、ちょっと思いました。
結構ウケると思うんですけどね。
もしくは自分でやってしまうとか。