夏とはいえ新潟の山の中、晴れると日中は暑いんですけど夜は思ったより冷えます。
都会のど真ん中でやるサマソニのようなフェスならいいんですが、Tシャツ短パンだけだと確実に厳しいです。
また、山の中なので虫もいるわけで、特にマダニに刺されるとその時点でアウト。
足がパンパンに腫れ上がってフェスどころじゃ無くなります。
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苗場の日中は日差しと暑さと虫対策を
なるべく露出を控えた格好が望ましいですが、私はTシャツ短パンで楽しんでます。
工夫したことといえば、短パンはコロンビアの速乾のものをチョイスしています。
これなら汗や雨で濡れてもすぐ乾くので不快感もありません。
足元は長靴なら足回りの露出は結構カバーできるので虫刺され対策もできますし、暑かったら折ればそれなりに涼しいです。
もし折れない長靴の場合はタイツや丈の長い靴下を履くのがいいですね。
トレッキングシューズでフジロックに行った時はアンクレットのような虫除けをつけてましたね。
個人的な好みの問題ですが、タイツスタイルというのは好きじゃないのです。暑そうだし。
なので、足が露出する分、虫対策として虫除けを付けてました。
絶対に肌の露出をしてはいけないわけではないですが、虫除けスプレーなどの対策はしておきましょう。
というか荷物の中には虫除けも日焼け止めも入れて移動しましょう。
もちろん露出を控えた格好、タイツなどのアウトドアスタイルも推奨します。
そんな人もいっぱいいますから浮く、なんてこともありません。
もちろん帽子も忘れずに。熱中症になったらもうそこで終了、です。
何をしにわざわざ苗場まで来たのかって話ですよね。
晴れたら日差しが直に顔に当たるので、日焼け対策をしてないと日焼けで顔面の皮がボロボロむけて大変ですよ。
一人フジロックの人はユニフォームを着るのもオススメ
現地で会った私の後輩は清水エスパルスのユニフォームを着ていました。
こういったユニフォームやスポーツウェアというのも通気性がよく速乾性があるのでオススメです。
意外とユニフォームを着ている人もいるので、
「◯◯のサポーターだから持っているよ」
というのであればそれでもOKです。
私は2018年のフジロックの3日目はベイスターズのユニフォームを着ていました。
すると、
「今日って先発誰でしたっけ?」
とか、
「お、ベイスターズ!」
とか、
ベイスターズファンが話しかけてきて軽い交流が生まれます。
すれ違いざまに同じようにベイスターズのユニフォームを着ている方がいたので思わずハイタッチもしましたね。
そんな楽しみ方もあるので、どこかのチームのファンであればユニフォームを着るのはとてもオススメです!
冷える苗場の夜は雨具も防寒着代わりになる
前述した通り夜は冷えるので、羽織れるものがあるといいですね。
一番簡単なのは、カバンに用意した雨具を着る。これです。
もし雨具にポンチョを用意したとして、
「雨も降ってないのにポンチョを着るのはなぁ・・・」
と思う必要もありません。だって寒いから。
むしろ変にやせ我慢して夜中もTシャツ短パンでいると、風邪をひきますよ?
一旦テントに戻って上着を着るという方法もありますが、キャンプエリアまで遠いのでちょと面倒かと。それでも必要なら戻ったりしますけどね。
でも夜に一旦テントに戻ったら、たぶんおっさんは寝てしまいます。
場所にもよりますがフジロックの会場は広いので、ちょっと行って帰ってくる程度の距離ではありません。
観たいアーティストに間に合わなかったら残念ですよね。
自分がどう動くか、何を観るかを考えて時間に余裕があるならそれでも大丈夫です。(面倒だけど)
もし間に合わなかったら、
「ま、いいか」
と考えてビールでも飲んでのんびりやりましょう。(これ意外と大事)
お目当てが観れなくても楽しめるものは会場には何かしらあります。(大道芸とかラジオの生中継とかいろいろと)
通りがかりにやっていたアーティストが意外なほど良かったということも、ままあります。
というわけで戻るのは結構面倒だから雨具はカバンに入れて持ち歩きましょう。たぶん雨も降るし。
インナーのシャツを着ていると暑くても快適
Tシャツ1枚でもいいですけど、インナーのシャツを着ていくのもオススメです。
汗だくになるとTシャツが体に張り付いて案外気持ち悪いもんです。
そんな時にインナーのシャツを着ていると意外とサラッとして快適なんですよ。
「暑くね?」
と思うかもしれませんが、意外とそんなこともありません。
また、夜は冷えるのでインナーを着ていると意外と寒さもマシなんですね。
その上に防寒として雨具やパーカーを着ていると夜中でも元気に遊べますよ。
Tシャツ派ならこちらがオススメ。
縫い目が無いので中に着ていても目立ちづらく、汗取りパッドが汗染みを防ぎ、首元からもインナーがはみ出しづらいと、かなり完璧な作り。
ベージュと黒の2色展開なのでお好きなお方でどうぞ。
着替えはどれくらい用意する?
これはもう参加する日数プラスアルファで考えましょう。
私は現地に行く時はフジロック用の服、帰りは普段着で帰りました。
それを見越して土日で二泊三日で参加した私の場合は、
行きの服
- Tシャツ
- 短パン
- スニーカー
- キャップ
で会場に向かう。
フェス仕様ってほどでもないですが、こんな格好の人は夏ならどこにでもいますね。
これにプラスして、
- 雨具
ゴアテックスのレインジャケット、パンツ。 - 長靴
会場用。
すぐ履き替えるのであれば長い靴下も一足持って行きましょう
を手持ちしました。
宅急便で送ってもいいかもしれませんが、当日は雨ということもあるので手持ちした方がいいですね。
着替えの服(宅急便で送った)
- Tシャツ3枚
予備も含めとりあえずこれくらい。 - 靴下3つ
予備も含め。
会場内では長靴なのでアンクルソックスではなく普通丈の5本指ソックスを。 - パンツ3枚
予備も含めとりあえずこれくらい。 - 防寒用パーカー
ただし雨具で代用してもOK。
帰りの服(宅急便で送った)
- Tシャツ
- ズボン
- 靴下(アンクルソックス)
※行きも帰りもフェススタイルで、という人は必要無いです。
私は帰りに用事があったので持って行きました。
フジロックで用意した靴類
- 長靴
会場用。
越後湯沢の駅で履き替えました。(雨だったので) - スニーカー
行きと帰りに履いていたもの。
長靴に履き替えた後は袋に入れてテントに置いておきました。 - クロックス
宅急便で送りました。
テントエリア内及び川遊び用、ただし使わない事も。
※トレッキングシューズの人は行きから帰りまでそれで通しても良いと思います。
といった感じで用意しました。
正直Tシャツの総数は多かったですね・・・。あと1〜2枚減らしても良かったかな。
荷物が多くなるのがどうしても嫌だ、面倒だ、という場合はトレッキングシューズか長靴で参加期間中を通してもいいです。
でもクロックスなどのサンダル類はあると楽なのでオススメします。
フジロックで何を着るかを簡単にまとめると、
- 日中はTシャツ、短パン
- 汗が気になるなら速乾性のあるものがベター
- または露出を控えたアウトドアスタイルを
- ユニフォームを着ていると同じチームのファンと交流が生まれる
- インナーを着ていると暑くても快適&夜も寒さがマシ
- 帽子は忘れずに
- 虫除け、日焼け止めも忘れずに
- 雨&防寒対策で雨具を用意
- 足元は長靴かトレッキングシューズ推奨
- サンダル類があると楽で便利
といったところでしょう。
この辺を念頭に準備しておけば、とりあえずOKです。
本音を言えば、
「夏フェス!」
「フジロック!」
を意識したもっとおしゃれ(?)な格好を楽しみたいってのもありますけどねー・・・。
でも私はおっさんなので「名より実を取る」考え方は間違いではありません。実際その方が楽だったり便利だったりする時もあるし。
もしファッション的なことを少し意識したいのであれば、短パンの色やTシャツのチョイスを考えるのがいいかもしれませんね。
それくらいの遊び心はあってもいいと思います。
普段着使いできないようなバンドTシャツとか、タンスの奥に眠ってませんか?
たぶん眠ってますよね。
そんなTシャツ類をたまには起こしてあげましょう。
どぎついメタルのTシャツとか、たとえそのバンドが出演してなくたって着ちゃってもいいんですよ?
(個人的に、そういう人はたまらなく愛おしい)