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フジロックとサマソニってどう違うの?

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日本の三大ロックフェスといえば、

  •  フジロック
  •  サマーソニック
  •  ロックインジャパン

ですが、よくサマソニと比べられます。

ロックインジャパンは基本的に邦楽アーティストのみの出演なので。

実際、フジロック派とサマソニ派の人もいると思いますが、どちらにも特徴というのがあります。

簡単ではありますが、ここではフジロックとサマソニの違いを見ていきましょう。

開催場所の違い

まずシチェーションとして、自然の中か都市部かというところが大きいでしょう。

それはそのままアクセスにも関係してきます。

フジロック

  • 苗場スキー場(新潟)

フジロックへのアクセス

  • 越後湯沢駅からシャトルバス
  • またはツアーや車で苗場スキー場まで

田舎の山奥で開催されるのでアクセスは悪いと言わざるを得ません。

私は神奈川に住んでいますけど日帰りとなると結構きついですね。

できないことはないだろうけど、したくありません(笑)。

フジロックのシチュエーション

何といっても苗場の山の中、大自然とその中で音楽を満喫できることでしょうか。

私は田舎でも都会でもない中途半端なところに住んでいるので、余計に感じます。

その分不便さを感じることもありますが、それなりに準備しておけば問題は無いかと。

むしろわざわざそういう場所に行くんだから「不便」というのも当たり前で、そこも含めての非日常性を楽しんでいます。

なんというか旅気分ですね。

サマーソニック

  • ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ(東京、というか千葉だけど)
  • 舞洲SONIC PARK(大阪)

サマーソニックへのアクセス

  • JR海浜幕張駅から徒歩で(東京)
  • コスモスクエア駅からシャトルバス(大阪)
  • またはツアーで現地まで

「都市型フェス」なのでアクセスは良いですよ。

帰りはどうしても駅で混雑しますけどね。

近辺に住んで入れば最後のアクトまで観て日帰りだって可能ですし、宿泊施設もフジロックに比べれば多いです。

もちろん会場のすぐそばとなると早々に予約が埋まってしまいますが、ちょっと離れたら抑えることも可能です。

サマーソニックのシチュエーション

東京、大阪共に海のそばで開催されるので夏気分を味わえるかと。

特に東京のサマソニは「ビーチステージ」があるので最高に夏を味わえます。(赤エイが出るので海に入ってはいけません)

また、幕張メッセを会場に使っているので外が暑ければ涼しくて快適に過ごすことができます。

ラインナップの違い

どちらもヘッドライナーには納得の大物が出演しますし、国内外の人気アーティストが出演しています

でもフジロックの方が全体的に「おお!?」という驚きのアクトが多いような気がします。

サマソニの方は「うん、なるほどね!」というラインナップが出演している気がします。

もちろんどちらにも出演しているアーティストもいますけどね。

あくまでも「私の主観」ですが、ざっくりと違いをあげてみます。

フジロックのラインナップの特徴

  • 通好みな、または渋いラインナップ

フジロックには様々なジャンルのアーティストが出演します。

ロック、パンク、ヒップホップ、ブルース、ジャズ、フォーク、ダンス・・・などなど、どのステージに行ってもたぶん自分好みの音が見つかるのではないでしょうか。

その中でも「え、このアーティストが観れるの!?」というのが多いと思います。

海外ではすでに一定の人気があるけどまだ日本ではそれほどでも、というアーティストが多いように思います。

洋邦問わず渋いところが出ますね。

邦楽だとゴールデンカップスとか、加山雄三率いるKing Allstarsも出演していますし(サマソニにも出たけど)、柳ジョージも2009年に出ていましたねぇ。

洋楽だとFacesやジョン・フォガティやブッカー・Tやバディ・ガイなんか結構渋いところを付いてくるな〜なんて思いました。

ドゥイージル・ザッパが父親のフランク・ザッパの曲を演奏するなんてのも面白いブッキングですね。

そして洋楽、邦楽問わず、ライブハウスやホールよりも屋外の自然の中でより映えるアーティストも多いと思います。

サマーソニックのラインナップの特徴

  • 今が旬なアーティスト

フジロックよりもメジャーなアーティストが出ている印象ですね。それこそ割とみんなが知っているような。

そしてサマソニも多ジャンルにロック、パンク、ラウド、ポップス、EDM、アイドル、あれやこれや・・・といった具合に全方位型です。

もちろん通好みなアーティストも出ますけど、そこも含めて全方位型です。

特に強いのは新人枠でしょうね。

日本ではまだそれほど知られていない「期待の新人!」としてサマソニで初来日した後に大ブレイクするアーティストはたくさんいます。

その後ヘッドライナーとしてサマソニに還ってくることもあります。(例:COLDPLAY、THE STROKESなど)

昔のサマソニのポスターを眺めていると「え、このバンドがこの位置に?」というのがあって面白いですよ。

ついでにサマソニに出演した芸人が後にブレイクすることも多いです(笑)。

値段の違い

チケットの価格も違ってきますね。

グッズや飲食代はフジロックもサマソニも似たり寄ったりで、それほど差はありません。

フジロック

一般発売価格だとこちら

1日券・・・¥21,000
2日券・・・¥39,000
3日通し券・・・¥49,000

早割ならもう少し安く購入できます。

車で行くなら駐車券も必要だしキャンプをするならキャンプサイトチケットも必要です。

そしてフジロックは山の中で開催されるフェスなので、それなりに準備が必要になります。

会場に宿泊するならテントが必要ですし、雨が降ったら地面はぬかるむので長靴やトレッキングシューズの方がいいですし、当然雨具も必要です。

苗場や新潟近郊に住んで入れば交通費は抑えられますが、そうでない人の方が多いと思います。

となると越後湯沢駅までの交通費も考えなければなりません。

それプラスグッズ代や会場での飲食代も入れると結構高くつきますね。

サマーソニック

一般発売価格

【東京】

  • 1日券・・・¥17,000
  • 2日券・・・¥31,000
  • プラチナチケット・・・¥30,000

【大阪】

  • 1日券・・・¥15,500
  • 2日券・・・¥28,000
  • プラチナチケット・・・¥25,000

プラチナチケットは、

  • 専用ビューイングエリア
  • 専用ラウンジ
  • グッズ売り場専用レーン
  • 専用クローク
  • 専用シャトルバス
  • 専用トイレ

といった特典のついたチケットです。

なお、プラチナチケットは1日券のみでの販売です。(両日プラチナチケットで行きたいのであればプラチナチケットを2日分となります)

フジロックと違ってサマソニではそれほど準備するものは多くありません。

都市型フェスだから地面はそれなりに舗装されています。

大阪は雨が降るとぬかるむ場所もありますけど。

でも雨が降れば幕張メッセに退避してますし、雨具の必要性を感じたことはあまり無いですね。

東京・大阪、どちらのサマソニも経験していますけど、朝から晩まで雨が降り続いて困っちゃったな、というのは経験がありません。(大阪のサマソニでゲリラ豪雨に遭ったことはありますが笑)

サマソニもオフィシャル先行発売やクリエイティブマンの会員向けの先行発売ならもう少し安く購入できます。

こちらもグッズ代や飲食代を考慮しておきましょう。

遠方から参加の人は宿泊費も考慮しておきましょう。

会場から離れてしまいますが、カプセルホテルなんかを使えば安く泊まれます。

それでもアクセスがいいのでなんとかなるでしょうね。

フジロックとサマソニってどっちが楽しいの?

私はどっちも楽しいです。

フジロックは旅気分で大自然の中で非日常を楽しんでますし、サマソニはアクセスがいいし周辺設備も整っているから安心して楽しめます。

どっちにもメリットとデメリットはありますし、どっちが楽しいかは人それぞれです。

だからサマソニとフジロックのどっちが上なのかということは、はっきり言って議論するだけ無駄ではないでしょうかね?

ま、みんな比べたがるし気持ちはわかりますけどね。

結局は「好みの問題」なんですよ。

両方行くのであれば、自然と都会、またはラインナップ等々、両方のいいところを楽しめばいいと思いますよ。

要するにシチュエーションや出演アーティストに合わせて楽しむことを考える方がいい、ということではないでしょうかね。