フジロックは朝から晩、というか翌朝までライブ以外にもどこかで何かしらやっています。
仮に3日間参加するとして、全日程を全時間楽しむというのは不可能です。
たとえ「夜中まで楽しむぜ!」と意気込んでも途中で休憩を入れないと絶対に体力が持ちません。(おっさんは特に)
とはいえ開催地は苗場スキー場、山の中です。
気の利いた休憩設備というのは基本ありません。(場所によりますが)
Contents
疲れたらどこで休憩する?
各ステージ後方で
グリーンステージの後方エリアはイスを広げてのんびり鑑賞できるエリアです。
でもいい場所は午前中に取られて基地化されてしまいます。
そこまで後方へ行かなくてもイスを立ててちょっと休むくらいはみんなやっています。
ホワイトステージ、フィールドオブヘブン、ジプシーアヴァロンの後方でもイスを広げてのんびり鑑賞している人もいます。
ただし、専用エリアというわけではないので混雑してくるとスタッフから
「詰めてくださーい」
「イスは片付けてくださーい」
と言われることもあるのでご注意を。
レッドマーキーの後方でもイスを立てている人はいますが邪魔になりかねないので注意してくださいね。
ちなみにレッドマーキーだとステージの構造上?イスに座ってのんびり鑑賞というのはできないと思います。
というか座ると単純に目線が下がってしまうのでステージが見えません。(スクリーンもありません)
オレンジカフェ&カフェドパリ
オレンジカフェには屋根付きのテーブルが並んだスペースがあります。
結構な人数を収容できるのでここで食べたり飲んだりしながら休憩するのもいいですね。
ただしオレンジカフェ自体、会場の一番奥なので遠いです。
ちなみに2019年は屋根付きでしたが椅子はありませんでした。(テーブルのみ)
この辺は開催年によって違うのかもしれません。
カフェドパリはオレンジカフェの奥にある屋根付きのステージです。
少数ですがテーブルとイスの用意がありドリンクカウンターもあります。
空いていれば座って休憩することができますよ。
混んでくると座ったままではステージは見えないかもしれませんのでご注意を。
サイレントブリーズ&デイドリーミング
ドラゴンドラに乗って行く、高原の涼しいエリアです。
イスに座ってのんびりするも良し、芝生の上にゴロンと寝っ転がるも良し、着ぐるみたちと遊ぶも良し。
たぶんここが一番の〜んびりできるのではないでしょうか。
ロッジ内で食事も取れますよ。(トイレも綺麗ですよ)
でもドラゴンドラで20分かかるので「ついでに行く」という感じではないですけどね。
オアシスエリア
フードエリアなので食べたり飲んだりしながら休憩しましょう。
ただし、地面はジャリなのでそのまま座るのには向きません。イスに座って休憩するのがベストです。
レジャーシートを敷いてもちょっとケツが痛いでしょうね。
横の林の中にはテーブルスペースもあります。
マッサージを受ける or 風呂に入る
手っ取り早く疲労を取りたいならマッサージか風呂に入るのがいいと思います。
マッサージは
- キャンプサイト
- 場外エリア
- ニューパワージェネレーションギアフィールド/アヴァロン
(ジプシーアヴァロンの手前の飲食ブースのあるエリア)
にあります。
会場の苗場温泉は昼過ぎなら空いています。
温泉にのんびり浸かって疲れを取ってからライブを見てもいいんじゃないですかね?(また汗をかくかもしれませんが)
なお、苗場温泉はキャンプサイト内にあるのでキャンプサイトのリストバンドがないと入れません。
会場から近いお風呂は「雪ささの湯」がフジロッカーの御用達です。
開催期間中は24時間営業なのでキャンプをしない人はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。
どちらも時間帯によって混みますので、もし時間に余裕があるなら行っておいて損はないでしょう。
- マッサージ・・・早めの時間が吉
- 風呂・・・昼過ぎが空いています
テント、ホテルに戻る
本当にダメだと思ったら一旦テントやホテルに戻りましょう。
無理して会場内で頑張って倒れたら元も子もありません。
ただし、一息つくと寝てしまうかもしれないので観たいアクトがある時は注意しましょうね。
休憩するのに必要なものは?
イスは必須ですね。
「持ち運びが面倒だ」なんて思わずに、小さいのでもいいから持って行った方がいいです。
レジャーシートでもいいかもしれませんが、結構ケツが痛いと思います。
またどうしても座面がイスよりは低くなるので、鑑賞するとなるとステージは見えないこともあります。
あとは疲れを取る工夫としてアミノ酸を摂取するというのもあります。
他には湿布を使うとか、そういったアイテムを使うのもいいと思います。
私はフジロック前に背中を痛めたので、実はサロンパスを貼って参加していました。服の下ならバレないからそんなんでもOKですよ(笑)。
できれば体力づくりをしておくのが吉
普段から運動をしていればそれほど問題は無いですが、実際そんな人はあまりいないですよね。
私は週末に市民体育館で筋トレしたりエアロバイクを漕いでたりしてました。
効果のほどは正直よくわかりませんでしたが、たぶんやっていなかったらトリのアクトの頃には疲れて眠くなっていたと思います。
筋トレもいいんですけど、どっちかというと柔軟性の方が重要かもしれません。
体が柔らかいということは、
- 血行が良い(疲労回復に繋がる)
- 体の可動域が広がる(筋肉を動かすのに余計な力がいらない)
ということにつながります。
筋トレがしんどい、という人はストレッチをやってみましょう。
あとは日頃から歩く習慣をつけるとか階段を使うとか、それくらいなら金もかけずにできますしね。
「それくらいで変わらねーよ」
と思わずにやってみることをオススメします。
というか日常的な健康にもつながりますから。
それでも具合が悪くなったら
無理してはいけません。近くのスタッフに助けを求めてください。
自力で行ける場合は救護テントへ行きましょう。
でも最低限自分で応急処置できる程度のものは持っていた方がいいですね。
- 薬類
- 絆創膏
- 虫除け
くらいはカバンにいれておいた方がいいでしょう。
フジロックの基本は
「自分のことは自分でなんとかする」
というDo it yourselfの精神ですが、どうしようもなくなった時は遠慮なく周りに助けを求めましょう。
休憩のまとめ
- イスは必須!
- 各ステージ後方でイスを立てて座る
- オレンジカフェの屋根付きスペースか、カフェドパリ内のテーブルスペース
- サイレントブリーズ&デイドリーミングでの〜んびりする
- オアシスでイスを立てて食事休憩
- マッサージを受けるor風呂に入る
- 一旦ホテルかテントに戻る
- むしろ事前に体力づくりをしておく
- どうしようもなくなったら救護テントへ
みっちり予定を詰め込んで休憩する暇も無いと、流石に倒れますね。新潟の山の中とはいえ季節は夏です。
真夏にそんな無茶は普通しませんよね?
つまり、そういうことです。
楽しみ方は人それぞれですが、自分なりに最後まできちんと楽しむなら体力の温存や配分も大事です。
テンションが上がってアドレナリンが出まくっても、腹ごしらえでもして一息入れましょう。